文豪・太宰治ときのこほうとう鍋

富士五湖から行ける旅

峠のお茶屋に太宰治の記念館があると聞いたので、興味が湧いてちょっと調べてみました。

すると河口湖の北側の山の中に「天下茶屋」という素敵な古民家があることが分かりました!

これはいかねばならない!と思い早速向かいました~

御坂みちという、くねくねと曲がりくねった峠道の先の、少し開けた所にひっそりと佇む古民家です。

天下茶屋はトンネルの手前の少し道路が開けた場所にポツンと一軒佇んでいます。

決められた駐車場が無く、車は道路の路肩に止めなくてはならないようで、

ゴールデンウイークなどの混み合う時期は車が止められないかもしれません。ご注意を!

見晴らしが良く、晴れていれば富士山がとても綺麗に見られます。

文豪・太宰治も同じ景色を見ていたかと思うと少し不思議な気持ちになります。

それでは早速中に入ってみます。

中に入ると昔ながらの雰囲気でとても落ち着く空間になっています。

お土産コーナーもあります。

レトロな雰囲気で昭和の時代にタイムスリップした気分になります。

メニュー表は写真付きで分かり易くなっています。

今回は天下茶屋の名物である【きのこほうとう鍋】を頂きます!

素朴な感じの、きのこたっぷりのほうとう鍋です。

自家製麺をじっくり味噌で煮込んで仕上げられた、なめこがメインの絶品ほうとうです。

麺はモチモチしていて食べ応えがあり、とても美味しく頂きました♪

メニュー表には太宰治記念館についての説明も書かれています。

天下茶屋の2階に太宰治の記念館があるようなので、早速上がってみます。

太宰治が使用していた机や火鉢が展示されています。

実際にこの机で小説を書かれていたかと思うと何だか考え深い物があります。

他にも色々な展示物がありました。

当時の様子が詳しく分かるものが沢山展示されています。

太宰治作品は中学生の頃に読んだ記憶があります。

【走れメロス】や【人間失格】など、何だか少し暗いイメージがありましたが、記憶に残る心に響く良い作品だと思います。

こちらの天下茶屋で執筆した作品は【富嶽百景】ということで、実はまだ読んでおりません。

せっかく文豪・太宰治の片鱗に触れられたので、読んでみようかと思いました。

天下茶屋はなんだか遠い昔の懐かしい記憶を引き出してくれる素敵な場所でした。

きのこほうとう鍋もとても美味しかったので、是非とも行かれてみてはいかがでしょうか?

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