秋が来て!無性に旅がしたくなったレイクです!
今回は中山道の宿場としてとても有名な奈良井宿へ行って来ました。
奈良居宿は江戸時代に京都と江戸を繋いだ中山道の、
丁度中間辺りに位置する信州きっての宿場町です。
日本最大長の全長約1Kmの道なりに、
ノスタルジックな古民家が軒を連ねる情緒ある素敵な宿場です。
江戸時代から脈々と受け継がれ、今なお人々の暮らしが息づいています。
今回はそんな歴史ある街並みを江戸時代にタイムトラベルした気分で散策してみました。
宿場の全体地図がこちらです↓↓
奈良井宿は上町・中町・下町と分かれていて、我々は上町側の駐車場に車を停めました。
上町側の権兵衛駐車場にはSLが置いてあり、旅人をお迎えしてくれます。
地図を拡大して確認してみます。
鎮神社
駐車場から踏切を渡ると奈良井宿民芸会館があり通りを左に曲がると、鎮(しずめ)神社があります。
こちらの神社は中山道最大の難所と言われた、鳥居峠の入口にあることから、
きっと江戸時代の旅人は道中の安全祈願をしたのではないでしょうか。
こちらの神社脇に奈良居宿の説明書きがありました。
日本語部分の拡大です↓分かりやすく説明が書かれています。
神社の階段の上から奈良居宿の街並みを眺める景色です。
時代劇の一幕のような風情ある景観です。
奈良居宿の水場
奈良居宿には旅人の喉を潤す為の水場が5箇所あります。
綺麗な水がコンコンと湧き出ています。
奈良居宿の入口付近には江戸時代に幕府からの伝令が貼られていた高札場もありました。
奈良居宿の建物
奈良居宿の建物の外壁はどこも杉材で統一されていて、街並みがとても綺麗です。
古き良き時代を感じさせてくれます。
看板にもレトロ感が堪りません。
時代劇に出て来そうな蕎麦屋さん
蕎麦屋さんの脇の路地がいい味出しています。
こちらのお店でお煎餅を買いました。
懐かしい味でとても美味しかったです。
今は食べ歩き出来ないようで、買って帰りました。
一際味のある建物
鍵の手
こちらは鍵の手という直角の曲がり角になる石像です。
ここら辺からが中町でしょうか?中町から下町の拡大地図を見てみます。
相模屋(蕎麦屋)
丁度お腹が空いて来たので、
お昼ご飯はお蕎麦屋さんにします。
奈良居宿の丁度中間あたりにあるお蕎麦屋の相模屋さんです。
風情のある建物が素敵です。
長野県は蕎麦の産地なので、蕎麦がとても美味しいのですが、
奈良居宿は五平餅も名物のようで、蕎麦と五平餅のセットがありました。
そちらを注文してみました。
始めにお蕎麦が運ばれて来ました。
9割蕎麦でしっかり越しがあり、とても美味しいお蕎麦です。
五平餅は想像していた物とは少し違って焼団子のような感じです。
上に載っている味噌ダレも、左がクルミ味噌で右がゴマ味噌でした。
表面がパリッと内側がモチっとアツアツで想像以上に美味しかったです。
大阪屋
相模屋さんを出るとお隣に大阪屋というドライフラワーの専門店がありましたので、少し覗いてみました。
ドライフラワーが所狭しと並んでいます。
奈良井駅
風情のある街並みを楽しみながらのんびりと歩いていると
ついに奈良居宿の端っこまで来てしまいました。
端っこには奈良井駅があります。
こちらもまた趣のある駅で素敵です。
こちらから奈良居宿方面をみるとこんな感じです↓
木曾の大橋
分岐を左に行くと木曽の大橋があるようなので見に行ってみます。
線路下の地下歩道を通って水辺公園へ向かいます。
広い芝生の先に大きな木造の橋が見えて来ました。
立派な橋です。
橋の下から覗くと木材が複雑に組まれた構造が楽しめます。
幾何学的で素晴らしい!
レトロ郵便局
木曾大橋を堪能した後はまた奈良居宿の通りに戻って来ました。
レトロな郵便局を発見
茶房こでまり
散策をしていると甘い物が食べたくなって来たので、
コーヒーとケーキのお店の【茶房こでまり】さんで休憩する事にしました。
店内には大きなオルゴールがあり、和洋折衷な室内がとても心地よかったです。
外看板に書いてあったケーキセットを注文してみました。
コーヒーもケーキもとても美味しくて大満足でした。
まとめ
こちらの奈良居宿にはまだまだ沢山オシャレなお店があり、
一部しかご紹介出来ませんでしたが、雰囲気は伝わったでしょうか?
奈良居宿は全長1Km程ありますが、2往復した為、へとへとになりました。
色々と飽きない為、4~5時間は滞在していたのではないかと思います。
雑貨屋さんも多く、見ていてとても楽しむことが出来ました。
残念ながら写真撮影が禁止なお店もあり、ご紹介できないのが残念です。
是非実際に訪れて体験して頂ければと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
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