アウトドアと言えば山登り!と思い込んでいるレイクです。
今回は8月初旬に登った北アルプスにある日本百名山の乗鞍岳のお話しです。
富士五湖周辺からは中央道で3時間程で行けるのでちょっと頑張って運転すれば絶景が楽しめます。
乗鞍岳までバスにのる
乗鞍岳登山口のある畳平までの山道はマイカー規制で一般車両の乗り入れが禁止されている為、乗鞍観光センターの駐車場で車を停めて専用のバスで畳平まで行きます。
乗鞍観光センターの駐車場はとても広く、トイレやカフェもあります。
バスの時刻表はこんな感じです。↓
一時間に一本くらいあります。
道の駐車場の端には乗鞍高原の周辺地図がありました。
それではバスに乗って畳平へ!!
畳平までのバス料金は大人一人、往復運賃で2800円でした。
およそ50分程で畳平に着くと私たちが宿泊する銀嶺荘が見えて来ます。
こちらの畳平は標高がなんと!2,702mと日本最高地点の道路となります。
言わずもがなこちらのバス停も日本最高地点のバス停です!
畳平の駐車場からの景色も既に絶景で、日本じゃない様な雰囲気です。
私達がバス停に降り立った時刻が丁度12時だったので、
バスターミナルのレストランで昼食を済ませました。
畳平周辺の山に登ってみる
乗鞍岳には翌日登山するつもりだったので、一日目は畳平の周辺の山を散策する事にしました。
畳平の周りを囲うように魔王岳・大黒岳・富士見岳とあるので、
ぐるっと一周する事にしました。
まずは魔王岳から、
山頂までは15分で登れるのでウォーミングアップには丁度良いかと思います。
この時はガスがかかり、景色が全くありませんでした・・・残念
お次は大黒岳に向かいます。
魔王岳から大黒岳をみると、山頂に小屋らしき物が見えます。
好奇心に胸躍らせながら行ってみます。
魔王岳から一度下って畳平に戻り、大黒岳の登山口まで行きます。
ここから山頂まで約20分程のようです。
大黒岳からは鶴ヶ池とバスターミナルの山荘が綺麗に見渡せます。
コマクサも丁度見頃で可愛いく咲いております!
山頂付近はなだらかな丘のようになっています。
魔王岳から見えた小さな小屋の正体は避難小屋でした!
この時は残念ながらガスガスだったので、折角用意されている「方位盤」を見ながら白いモヤモヤの先を想像して楽しみました・・・
ガスが晴れた瞬間を狙って富士見岳をパシャリ♪
本日の最後に富士見岳に登って来ます。↓↓
富士見岳山頂に到着↓
眼下には畳平の横のお花畑が望めます。
そそくさとお花畑に向かいます。
お花畑には綺麗な木道が設置されていてとても歩きやすいです。
スイスには行ったことがありませんが、スイスを連想させる綺麗な景色です♪
綺麗なお花畑と雲に感動しながらのんびり散歩が出来ました。
標高が高いので、できるだけゆっくり歩きましたが、
それでもすぐに息が上がってしまい、酸素濃度の薄さを感じる散策でした。
この日は翌日に備えて銀嶺荘でゆっくり休みました。
乗鞍岳に登る
いよいよ憧れの山乗鞍岳に登る日がやってきました。
朝ごはんを食べて、朝8時に宿を出ました。
この日は前日と違い、気持ちの良い快晴となりました。
鶴ヶ池もキラキラと輝いております♪
道中の不消ヶ池にある雪渓が神秘的です。
下界では気温が35℃以上の猛暑日ですが、ここは昼間でも16℃前後でした。
とても涼しく、歩きやすかったです。
乗鞍岳の山頂が見えてきました。
大雪渓では、8月なのにスキーヤーが沢山おり、颯爽と滑り降りていく姿が見れました。
車道にもなっている歩きやすい道を歩いて行くと、肩の小屋が見えて来ました。
手前が肩の小屋で奥の赤い小屋が東大の宇宙研究所だそうです。
肩の小屋にはトイレもあるので、こちらで済ませてから山頂に向かわれる事をお勧めします。
トイレ使用料は200円でした。
肩の小屋を抜けるとそこからは急な登りの山道になります。
標高が高いので紫外線強く、刺さるような日差しでした。
途中にある蚕玉岳から山頂が綺麗に見えます。
山頂までに間に乗鞍岳頂上小屋があります。
Tシャツや手ぬぐいなど販売していました。
ついに念願の乗鞍岳山頂に到着です!
標高3,026m剣ヶ峰です。
登頂時刻は10時なので、畳平から2時間程かかりました。
山頂には乗鞍本宮の頂上本殿があります。
立派な神社です。
お参りをしました。
振り向くと眼下に山々が綺麗に見えます。
まとめ
今回は乗鞍岳に登山に行きましが、風もそれほど強くなく、
穏やかな天候の中、最高の登山が出来ました。
畳平から山頂までは標準タイム90分・高低差も300mほどと、体力的にはとてもありがたいお山でした。
標高3000mの山で、これだけアクセスの良い山は他には無いのではないでしょうか!?
高山植物も豊富でお花が群生している所も沢山あり、見どころも満載で、天国のような景色でとても感動しました。
是非また来ようと思えるとても良い体験が出来ました。
最後に登山をしていいて、少し気になった事がありました。
少数ではありますが、水も何も持たず手ぶらでとても軽装で来られている方がいて、少し心配になりました。
偉そうなことは言えませんが、リュックと雨具と登山靴は最低限ちゃんとした物をご用意頂いた方がいいのではないかと思った次第です。
皆さんも登山する際は山を甘く見ず、十分装備を整えてから挑戦してみてください!
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