【田舎暮らし】音に関して移住してみて気付いたこと、驚いたこと

田舎暮らしのあれやこれや

こんにちは!千葉から富士五湖に地方移住したレイクです。

築50年の物件を購入し、セルフリノベしながら暮らしています。

都会に住んでいると気付けないことも、田舎に移住して、都会と比較してみると随分と沢山の違いに気づく事が出来ます。その中で今回は音に関して気付いた事、驚いたことを書いてみようと思います。 

昨年12月まで千葉県では比較的東京よりの木や森の少ない、平坦地の住宅密集地に住んでおりました。駅からも徒歩5~6分ととても便利な所でした。

 ただ、やはり音はうるさく、通りを2つ挟むと電車の高架があり、夜中まで電車の通過する音が聞こえていました。近くの大通りからは毎日救急車やパトカーのサイレンが鳴り、家の前の道では携帯電話を大声で話すビジネスマンや主婦のママさん達、二軒隣りの保育園からは子供達の騒ぎ声が・・・そんな数え切れない程の音に囲まれていたのを思い出します。

 そんな所から山梨県の山のふもとにある家に引っ越して来たのですが、始めのうちは静かすぎて夜眠れませんでした。慣れない場所だったというのもあると思います。

 特に冬に引っ越して来たので、虫の音も聞こえず、シーンとしていました。時々近くで動物の鳴き声がするので、その度にビクビクしていました。

 ただそれも、移住して来てから一ヶ月程で慣れて、今では風に吹かれて葉や枝の擦れるサワサワした音や小鳥のさえずる音がとても心地よく感じています。

 春から初夏に掛けて生き物の活動の音が徐々に大きくなってきます。虫の声や鳥の鳴き声、家の壁でセミが鳴き始めるとうるさく感じる時もあります。

 山からは鹿がキーキー鳴き声を発しています。得体の知れない動物の鳴き声も、そこかしこから聞こえてきます。田舎はカエルがうるさいと聞きますが、私達の住むエリアは畑などが無い為、カエルの鳴き声は聞こえません。

 今現在は8月末ですが、すでにヒグラシが鳴き始め、赤トンボを見かけるようになってきました、ススキが穂をつけ始め、秋に向かって季節が急速に変化しているのを感じます。そのうち鈴虫の音色を聞くことができるのでしょうか?楽しみです。

 人間の人工的な活動音は草刈り機の音が最も多いです。あとは家の修復や改装の音が時々遠くから聞こえます。それと遠くの峠でオートバイのエンジン音がするくらいでしょうか?その他は至って静かな気がします。

 朝、小鳥のさえずりや木漏れ日で目が覚めるのですが、今までは本の中か物語の世界の話でどこか非現実的でした。ただ、人間の原始的な感覚として、この朝の目覚め方はとても心地よく、本来はこの状態が生活環境として最も適しているんだろうなぁ、ということを凄く感じております。

 最近東京の閑静な住宅地にある実家に久しぶりに帰省しました。

 今までは全く気にならなかったのですが、眠れないくらい家の外の音がうるさく感じました。重低音なのか低周波の音でしょうか、地面を伝って来るような変な音がありました。最終的には耳栓をしてなんとか寝ました。当たり前のことですが、改めて東京には人工的な不快音が多いなと感じました。

 住めば都なので、住んでしまえば気にならなくなると思いますが、やはり音に関しては田舎に引っ越してきて本当に良かったと思っております。

結論

 今まで、都内、千葉県、と生活拠点は主に都心部でしたが、一度も音で気になった事はありませんでした。というのも、音がする事が普通でした。

 山梨県へ引っ越して来てから静かな環境に身を置くと、改めて都会の人口的な音が実はストレスを多く含んでいるという事に気づきました。

 都会に住む皆さんも一定期間田舎に住んでみると、実は気にもしていなかった事や音など、五感が研ぎ済ませれて、新たな気づきや驚きの発見があるかもしれません。

 週末田舎暮らし等も流行っているよなので、是非田舎暮らしにチャレンジして、音などにも気を配って感じてみて下さい。

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