【冬の暖房器具事情】FF式ストーブって何?寒冷地に必須の灯油ストーブについて

田舎暮らしのあれやこれや
DSC_1347

 

こんにちは!千葉から富士五湖に地方移住したレイクです。

築50年の物件を購入し、セルフリノベしながら暮らしています。

今回は移住早々設置した石油ストーブについてのお話しです。

今私達は標高約800m以上の場所に住んでいます。千葉県に住んでいた時は海抜0mの東京湾に近い場所だったので、800mも標高が高い所に突然やってきました。

気温は100m標高が上がるごとに約0.6℃低くなるので、標高800mで計算すると約5℃の差になります。

始めは千葉に比べて5℃低いくらいならそれ程心配は無いかな~と思っていましたが・・・・

千葉の最低気温が0℃の時に、今住んでいる場所は-10℃以下・・・-15℃位まで気温が下がる日もあり、想定以上に寒いです。

今流行りの高断熱高気密住宅であればそれほど恐れる必要は無いのかもしれませんが、我が家は元々断熱ゼロのサマーハウス仕様、それを付け焼き刃の素人がユーチューブでにわか勉強し、ぶっつけ本番の即席断熱施工で何とか納めた築50年の古民家です。

そうです・・・暖房器具が無いと死ぬほど寒いのです・・・・

という事で、身を切る思いで購入したのが、こちら↓↓↓

アグレシオ | FF式輻射 

コロナFF式暖房機器の最高峰。優れた暖房性能と美しいスタイルを実現。

寒冷地用大型ストーブの中で一番売れてるという事で、量販店で店員さんに強くお勧めされた暖房器具です!!

暖房性能は木造(戸建)18畳・コンクリート(集合)28畳とかなりのハイパワーです。

ここで疑問に感じたことは・・・FF式とは何ぞや??という事です。

調べてみると、FF式ストーブとは強制給排気をするストーブとの事です。図も見つけました↓↓↓

石油ストーブは換気をしないと、空気が悪くなって、一酸化炭素中毒や酸素濃度が低くなる恐れがあるようです。換気頻度は1時間に1回~2回と頻繁に換気が必要なようです。

FF式は壁に穴を開けて、外にバイクのマフラーのような物を出して排気するので、換気をする必要が無く連続使用が可能になります。(一定の室温にコントロールできます。)

ちなみに燃料である灯油は外に灯油のタンクを設置してそちらから管を引っ張ってきて給油します。

田舎に行くとよく見かけるけど何だろう?と思っていたタンクです。↓↓↓

ちなみにこちらのタンク容量は200リットルです。

始めは90リットルのタンクにしようと思っていたのですが、我が家の床の高さが高い為、電動ポンプで吸い上げないといけないらしく、200リットルのタンクでないと使用出来ないとの事で渋々200リットルに変更を余儀なくされました。

ただ、実際に使用し始めると、真冬の1月、2月は1ヶ月で150リットル以上の灯油を消費するので、こちらのサイズにして正解でした。

FF式ストーブは据え置き式のストーブなので、一度設置すると変更が出来ません。なので、設置する場所をよく考えて設置しなければいけないと思いました。

金額も他のストーブよりかなり高額になります。ストーブ本体+灯油タンク+給油用のモーター(必要な場合)+設置費用と全部合わせると30万円以上になりました。痛い出費です。

とは言え、このストーブが無いと生活出来ないレベルの寒さなので、本当にあって良かったです。

TOYOTOMIの対流形ストーブ: KS-67H(B)

FF式ストーブだけでは家全体をカバーする事が出来ない為、トヨトミのオシャレストーブである 対流形ストーブ: KS-67H(B)↓↓↓

こちらも合わせて使用しています。

こちらは電池式で電源がいらず、突然の災害・停電時でも使用できるので、安心材料としてもいいかなと思います。

このデザインが古民家の雰囲気にピッタリマッチしていて、とてもお気に入りの逸品です!!

ちなみに下にある車輪付き台車は移動が楽なので使用しています。

こちらの商品のスペックは 暖房性能は木造(戸建)17畳・コンクリート(集合)24畳とかなりのハイパワーです。

対流型なので、ファンヒーターと違って部屋全体を温めるには時間が掛かりますが、じわじわと温かくなる感じがとても気に入っています。

このトヨトミの灯油ストーブは最近キャンプ等で使用する人が増えていて、とても人気があります。特にGEAR MISSIONシリーズは、手に入れるのも大変な程人気があるようです。一度ホームページを確認してみてください。きっと欲しくなると思いますよ!!

こちらのストーブのデメリットはFF式と違い空気の入れ替えが出来ない為、度々換気が必要になることです。

という事で我が家では・・・コスモス電機の 住宅用火災警報器(煙式・一酸化炭素警報機能付き)

とパナソニックの煙感知器をダブルで設置しています。

もしも一酸化炭素濃度が高くなったり、火災が発生してしまった場合、真っ先に知らせてくれる優れ物です。

ただ、我が家では、壁などに隙間が多いのか、気密性が低い為か、このストーブを連続使用していても、一度も稼働したことがありません・・・・ですが万が一の為と気休めにはなると思います。

まとめ

以上が我が家の石油ストーブ事情ですが、石油ストーブの他に机の下やトイレに小型の電気ストーブを置いたりと寒さ対策をしています。(前住んでいた千葉県がいかに温暖な気候だったか分かりました・・・)

ちなみに灯油は冬になると灯油を給油してくれるタンク付きのトラックが地域をグルグル回っていて声を掛けると給油してくれます。電話すれば来てももらえます。

冬は寒くて大変ですが、灯油ストーブを使ったりと、冬をしっかり感じる事ができて、結構好きかもしれません。

以上参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました