我が家では、冬になると灯油ストーブを使って暖を取っています。
秋も深まり、朝晩は冷え込むようになってきたので、そろそろ灯油ストーブの出番です。さっそく、物置からストーブを出して冬支度を始めることにしました。
そして今回は、なんと5年ぶりに新しい灯油ストーブを購入しました!
以前から使用しているストーブとの違いや、実際に使ってみた感想などを交えながら、トヨトミの対流型ストーブ2機種の使用感を比較してご紹介したいと思います。
トヨトミの対流型ストーブのKR-47A
今回購入したストーブが届きました。
これが、トヨトミの対流型石油ストーブ「KR-47A」です。
これまで使用してきたストーブとの違いも気になるところなので、さっそく開封して、外観や使い勝手などを確認していきたいと思います。

さっそく、届いたダンボールを開けてみます。
ストーブ本体はビニールや緩衝材でしっかりと保護されていました。まずは、これらを取り外していきます。

今回購入したKR-47Aと現在使用中のKS-67Hの比較
こちらが、今回購入した「KR-47A」と、約5年前に購入して現在も使用している「KS-67H」を並べた写真です。
同じトヨトミの対流型石油ストーブですが、実際に並べてみると、どのような違いがあるのでしょうか?
外観やサイズの違いはもちろん、暖房能力や使い勝手などについても、実際に使用して感じたことを交えながら比較していきます。

今回、新たにKR-47Aを購入した理由
すでにKS-67Hを持っているのに、なぜわざわざ同じようなサイズ感のKR-47Aを購入したのか?
その理由は、大きく分けて2つあります。
理由その1:もう少し細かく火力を調節したい!
一番の理由は、KS-67Hでは火力の調節が難しく、部屋が暑くなりすぎてしまうことです。
KS-67Hは暖房能力が高く、寒い日でもしっかり部屋を暖めてくれる頼もしいストーブです。しかし、一度点火すると室温がどんどん上がり、適温を通り越して暑くなってしまうことがありました。
暑くなりすぎたら、一度ストーブを消すしかありません。ところが、そうすると今度は部屋がどんどん冷えてしまい、快適な室温を維持するのがなかなか難しいのです。
断熱性能の高い高機能住宅であれば、一度暖めた部屋の温度も比較的長く保てるのかもしれません。
しかし、我が家は築50年以上の古い家。セルフリノベーションで何とか住みやすくしているものの、隙間風も多く、断熱性能は決して高くありません。
そのため、外気温が低くなると室温もどんどん下がってしまいます。
そんな我が家だからこそ、暖房能力はしっかり確保しつつ、もう少し火力を調節しやすい対流型ストーブが欲しい! と思うようになりました。
理由その2:せっかくなら、きれいな炎を楽しみたい!
もうひとつの理由は、ストーブの炎です。
せっかく灯油ストーブを使うのなら、暖かさだけでなく、燃えている炎も楽しみたいものです。
ところが、これまで使用していたKS-67Hは、炎があまり見えないのが少し残念でした。
そこで、今度は炎がしっかりと見えるストーブが欲しいと思い、いろいろと探してみることにしました。
そんなときに見つけたのが、今回購入したKR-47Aです。
求めていた火力の調節のしやすさに加え、炎もしっかり楽しめそうなデザイン。まさに理想にぴったりのストーブでした。
「これだ!」と思い、思い切って購入してしまいました!
KS-67Hとどのような違いがあるのか、これからスペック比較していきたいと思います。
スペックの違いについて
まずは、今回購入したKR-47Aと、これまで使用してきたKS-67Hの違いを比較するため、基本スペックを表にまとめてみました。
どちらもトヨトミの対流型石油ストーブですが、暖房能力やサイズ、燃料消費量など、それぞれに違いがあります。
見た目だけでは分からない部分もあるので、実際の使用感と照らし合わせながら確認していきたいと思います。

暖房性能を比較すると、KR-47Aは木造住宅で3.7~4.7kW(目安12畳)、KS-67Hは6.66kW(目安17畳)となっており、暖房能力ではKS-67Hの方が断然上です。
ただし、今回KR-47Aを購入した目的は、単純に部屋を早く暖めることだけではありません。
KR-47Aは火力を85~100%の範囲で調節できるため、部屋が十分に暖まった後に火力を絞れば、暑くなりすぎるのを多少は抑えられるのではないかと期待しています。
もちろん、火力の調節幅は限られているので、細かな温度調節ができるわけではありません。それでも、暖房能力の高いKS-67Hを使っていたときの悩みが、少しでも改善されればと思っています。
また、暖房能力は下がるものの、一度の給油で使える時間がKS-67Hより1.5倍以上長くなるのも魅力です。
最近は灯油価格も高騰しているので、給油の手間が減り、燃料代の節約にもつながるのであれば助かりますね。
実際に使用してみて、期待どおりの使い勝手なのか、これから確かめていきたいと思います。
なお、詳しい製品仕様については、トヨトミの公式サイトでも確認できます。以下のリンクからご覧ください。↓
着火方法と電池の違い「KS-67H」の場合
さて、外観を比較するうえで気になった点のひとつが、着火に使用する電池の収納部分です。
メーカーのホームページや商品ページでは、こうした細かな部分までは分かりにくいので、実際に使ってみて気づいた違いをご紹介します。
まずは、これまで使用してきたKS-67Hから見ていきましょう。
KS-67Hは、着火用の電池を本体内部にすっきりと収納できる構造になっています。
電池が外側に飛び出すこともなく、見た目もスマートにまとまっているのが特徴です。こうした細かな部分にも、実際に使ってみると違いがあるものですね。

電池カバーを開けると、単2形電池が4本入るようになっています。
ただし、この電池のセットには少し注意が必要です。
電池を入れるスペースに余裕が少なく、電池を差し込んだり、正しい位置にセットしたりするのが少し難しいと感じました。
電池交換の際には、向きを確認しながら慎重にセットすることをおすすめします。

電池をセットしたら、次は点火です。
KS-67Hは、点火ツマミを最後まで回すと「ビーーーー」という電子音が鳴り、点火する仕組みになっています。
ただ、私はこの「ビーーーー」という電子音がどうも苦手で、少しうるさく感じてしまいます。
そのため、普段は点火装置を使わず、チャッカマンを使って手動で点火しています。
せっかく電池式の点火装置が付いているのに、結局は手動で点火するという、ちょっともったいない使い方になっています(笑)。

手動で点火する場合は、まずストーブの手前にある蓋を開けます。
この蓋を開けると、内部の燃焼部分にアクセスできるようになります。

指でバネの部分を持ち上げ、チャッカマンを使って芯の先に直接火をつけます。
この方法なら電子音が鳴らず静かに点火できますし、火がきちんとついたかどうかも目で確認できるので、私は普段こちらの方法で着火しています。
そのため、実は普段から電池を入れているわけではありません。今回はブログで電池収納部分をご紹介するために電池をセットし、撮影しました。
せっかくの点火装置ですが、私にとっては静かに点火できる手動方式の方が使い勝手がよいようです。
※手動で点火する際は、必ず取扱説明書に従い、指定された方法で安全に行ってください。

着火方法と電池の違い「KR-47A」の場合
続いて、今回購入したKR-47Aを見ていきましょう。
こちらはKS-67Hとは異なり、着火用の電池ボックスが本体の外側に取り付けられています。
電池を交換しやすいという点では便利かもしれませんが、電池ボックスの下側から白と赤の電線が見えてしまうのが、少し残念なところです。
個人的には、KS-67Hのように電池を本体内部にすっきりと収納できる方が好みなので、この部分はKR-47Aのちょっと惜しいポイントだと感じました。
こうした細かなデザインの違いも、実際に2台を比較してみると気になるものですね。

KR-47Aの電池ボックスには、単1形電池が2本必要です。

電池をセットしたら、次は本体前面にある点火スイッチを操作してみます。
こちらがKR-47Aの点火スイッチです。スイッチを右側に倒すと点火する仕組みになっています。
KS-67Hとは点火部分の構造や操作方法が異なるので、このあたりも実際に使い比べながら確認していきたいと思います。

点火すると、本体中央にある金属製の円柱状プレートが持ち上がり、点火の様子を確認することができます。
オレンジ色にきれいに光っている部分が、点火プラグのようです。
実際に使ってみて良いと感じたのは、点火時に電子音が鳴らず、手前から火がつく様子を目で確認できることです。
先ほども話した通りKS-67Hでは、点火時の「ビーーーー」という電子音が苦手で、チャッカマンを使って手動で点火していました。
その点、KR-47Aはスイッチを操作するだけで静かに点火でき、着火の様子も確認できるので、とても使いやすいと感じました。
私にとっては、KR-47Aのうれしいポイントのひとつです!

天板に載せる五徳について
トヨトミの公式サイトでは、ストーブの天板に載せて使用する専用の五徳も販売されています。
シンプルなデザインで、見た目にも丈夫そうな五徳です。
対流型ストーブは、天板でお湯を沸かしたり、鍋を温めたりできるのも魅力のひとつ。五徳があれば、調理器具を載せる際にとても便利です。
上の商品がトヨトミ純正の専用五徳ですが、実は私は別の五徳を使用しています。
今回も、いつも使っている五徳をKR-47Aに載せてみることにしました。
純正品ではありませんが、実際に使ってみてどうなのか、次にご紹介します。

こちらが私の使用している五徳です。
キャプテンスタッグの七輪用の五徳で、本来は七輪の上に載せて使用する商品です。
シンプルな金属製で、しっかりとした作りになっています。
トヨトミから専用の五徳が販売されるようになったのは、比較的最近のことではないかと思います。
というのも、約5年前にKS-67Hを購入した際には、専用の五徳を見つけることができませんでした。
そこで、ストーブの天板に載せて使える五徳がないか、いろいろと探していたところ、キャプテンスタッグの七輪用五徳がぴったり合うという情報を見つけ、購入した記憶があります。
実際に使ってみると、まさに「シンデレラフィット」!
専用品ではないものの、サイズが合っていたため、これまで愛用してきました。

今回購入したKR-47Aにも、キャプテンスタッグの七輪用五徳を載せてみました。
すると、こちらもきれいにフィット!
価格も比較的安く、丈夫な作りなので、個人的には気に入っている商品です。
※現在はトヨトミ純正の専用五徳も販売されているので、これから購入する方は、まず純正品を確認してみるとよいかもしれませんね。なお、他社製の五徳を使用する場合は、メーカーの取扱説明書に従い、安全に使用できるかを確認することが大切です。

KR-47Aを点火してみます!
それでは、さっそく灯油を入れて、今回購入したKR-47Aに火をつけてみたいと思います。
まずは、オイルタンクに灯油を給油します。
いよいよ初点火です! これまで使ってきたKS-67Hとの違いも気になるところなので、実際に火をつけて、その様子を確認していきます。

灯油を給油すると、油量計のメモリが少しずつ増えていきます。
初めて使用する際は、給油してすぐに点火するのではなく、芯に灯油が十分に浸透するまで待つ必要があるようです。
今回は、給油してから約20分ほど時間を置くことにしました。
早く火をつけてみたいところですが、まずは準備をしっかり整えてから点火したいと思います。
※初回使用時に必要な待ち時間や手順は、製品の取扱説明書に従ってください。

それでは、給油してから十分に時間が経過したので、いよいよ点火してみたいと思います。
点火ツマミを回して、火をつけていきます。
初めてKR-47Aに火を入れる瞬間です。どのような炎が見られるのか、楽しみですね!

点火スイッチを操作すると、芯に火がつき、きれいなオレンジ色の炎が少しずつ広がっていきます。
炎が芯全体に広がっていく様子は、見ていてなかなかいいものですね。
これまで使用していたKS-67Hとは違い、KR-47Aは炎がしっかりと見えるところも魅力のひとつ。今回購入した理由のひとつでもあるので、実際に火をつけてみて、期待が高まります!

点火してしばらくすると、炎が徐々に大きくなり、本体の上の方まで上がってきます。
芯に広がった炎が少しずつ勢いを増していく様子は、なかなか見応えがあります。
こうして炎を眺めていると、暖房器具でありながら、火を楽しめるのも石油ストーブならではの魅力だと感じますね。

最後には、炎が本体上部のガラス部分まで広がり、温かみのあるオレンジ色の炎がゆらゆらと揺らめきます。
この美しい炎を眺めていると、見ているだけでも心が落ち着くような気がします。
暖房器具として部屋を暖めてくれるだけでなく、炎そのものを楽しめるのも、対流型石油ストーブの魅力ですね。
今回KR-47Aを購入した理由のひとつが、この炎を楽しみたかったこと。実際に点火してみると、期待していたとおりの雰囲気で、とても気に入りました!

これだけきれいに炎が見えることに、とても感動しました!
温かみのあるオレンジ色の炎がゆらゆらと揺らめく様子は、いつまでも眺めていたくなるほどです。

ちなみに、炎が強すぎると感じた場合は、火力を絞ることで、上部まで広がっていた炎を抑え、下の段を中心に明るく燃焼させることもできるようです。
実際に火力を弱めてみると、炎の広がりが小さくなり、暖房能力もだいぶ抑えられたように感じました。
KS-67Hでは火力の調節ができないことが不満のひとつだったので、こうして炎の大きさを調節できるのは、KR-47Aのうれしいポイントです。
これなら、部屋が暖まった後に火力を少し絞って、暑くなりすぎるのを抑えられるかもしれません。
ただし、火力を絞れる範囲には限りがあるので、実際にどの程度室温を調節できるのかは、これから冬を通して使いながら確かめていきたいと思います。

ちなみに、新品のストーブを初めて使用した際には、ちょっとした注意点がありました。
点火してみると、塗料などが焼けるためなのか、それともホコリや不純物などが燃えるためなのか、かなり強い臭いが発生しました。
あまりの臭いに、部屋の窓を全開にして燃焼させることに!
せっかく暖まろうと思ってストーブを点火したのに、窓を全開にすることになるとは……(笑)。
そのため、購入後に初めて使用する際は、十分に換気できる環境を整えておくことをおすすめします。
寒い日に窓を全開にするのはつらいので、できれば暖かい日を選んで試運転するとよさそうです。
ただし、臭いが強い場合や煙が出る場合は、無理に燃焼を続けず、いったん消火して取扱説明書を確認してください。使用中は定期的な換気も忘れずに行いましょう。
まとめ
今回は、新たに購入したトヨトミの対流型石油ストーブ「KR-47A」と、これまで使用してきた「KS-67H」を比較し、気になった点や実際に使ってみた感想をご紹介しました。
あくまでも個人的な視点からの比較なので、少し偏った内容になっているかもしれませんが、これから購入を検討している方の参考になれば幸いです。
そもそも今回KR-47Aを購入したきっかけは、夜に部屋の明かりをできるだけ落とし、ストーブの炎が放つ温かみのある光を眺めながら、ゆったりと癒やされたいという思いからでした。
この点については、KS-67Hではなかなか叶えられなかったので、実際にKR-47Aを購入して本当によかったと感じています!
もちろん、暖房能力ではKS-67Hの方が優れていますが、KR-47Aには火力を調節できることや、炎をしっかりと楽しめることなど、違った魅力があります。
今後、本格的な寒さを迎えて実際に使い続けるなかで、新たに気づいたことや使用感の変化などがあれば、随時追記していきたいと思います。
どちらのストーブが自分の使い方に合っているのか、購入を検討している方の参考になればうれしいです。
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