自転車のタイヤがパンクした?バルブ交換で直った話

田舎暮らしのあれこれ

暑かった夏もようやく峠を越えたようで、最近は少しずつ涼しくなってきました。

そんな気持ちの良い晴れた日に、「久しぶりにサイクリングでもしてみようかな」と思い、自転車を持ち出してきたところ……

なんと、後輪のタイヤの空気が抜けてしまっていることに気付きました。

しばらく乗っていなかったので、単純に空気が抜けてしまったのかな?と思い、とりあえず空気入れで空気を入れてみることに。

すると、後輪のあたりから……

「シュー……」

という、かすかな音が聞こえてきます。

「まさか……パンクかな!?」

そう思い、タイヤを調べてみることにしました。

ところが、いくらタイヤを見ても、パンクしているような場所が見つかりません。

「これは一体どこから空気が漏れているんだ?」

そこで、もう少し詳しく調べてみると……。

タイヤを調べる

私の自転車の後輪タイヤがこちらです↓

この自転車は、約6年前に購入してから、タイヤに関しては一度もメンテナンスらしいことをしていません。

これまでにやったことといえば、空気が減ってきたときに空気入れで空気を補充するくらい。

タイヤそのものを交換したこともなければ、バルブを交換したこともありません。

6年間も使っているので、「そろそろ何かあってもおかしくないのかな?」と思いつつ、まずはどこから空気が漏れているのか調べてみることにしました。

耳を澄まして、もう一度よくよく聞いてみると……

どうやら、タイヤのバルブ付近から「シューーー」という音が聞こえてきます。

「ん? タイヤじゃなくて、バルブから空気が漏れているのかな?」

そう思って、バルブの辺りを確認していると……

あっという間にタイヤから空気が抜けていき、ペチャンコになってしまいました。

どうやら、タイヤそのものに穴が開いている「パンク」とは、少し違うようです。

「これはバルブが原因なのかな?」

ということで、さらに詳しく調べてみることにしました。

ちなみに、この後輪のタイヤに付いていた黒いゴム製のバルブキャップですが、実は3年ほど前から紛失してしまい、そのまま使用していました。

そのため、バルブの穴はずっとむき出しの状態です。

今回、バルブ付近から空気が漏れていることに気付いたので、

「もしかして、キャップを付けずに長い間使っていたのが原因なのかな?」

とも思いました。

もちろん、キャップがないことだけで空気が漏れるとは限らないようですが、6年ほど使い続けていることもあり、バルブ周辺もかなり劣化していたのかもしれません。

このナットをギュッと固く締めれば、空気漏れも止まるのかな?と思い、しっかり締めてみました。

……が、まったく直りません。

相変わらず「シューーー」という音がして、空気が漏れ続けています。

「うーん、これはナットを締めれば解決する問題ではないのか……」

そこで、今度はナットをクルクルと回して外してみることにしました。

外してみたものの……

「うーん……よく分からない(笑)」

普段、自転車のタイヤやバルブをいじることなんてほとんどないので、外してみても、どこが悪いのかいまひとつ分かりません。

とはいえ、このままではサイクリングどころではありません。

そこで今回は、タイヤそのものを交換するのではなく、とりあえず試しにまずはバルブを交換してみることにしました。

バルブの交換部品を購入してみた

とりあえず、いつもお世話になっているホームセンターのカインズに電話して、自転車のタイヤ修理ができるか確認してみました。

すると、店頭ですぐに修理してもらえるわけではなく、一度カインズで自転車を預かってから専門店へ依頼するとのこと。

そのため、修理が完了するまで2~3週間ほどかかるそうです。

「うーん……2~3週間かぁ。」

サイクリングをしたいと思っていたところだったので、ちょっと悩みます。

そこで、とりあえず自分で直せないものかと思い、カインズへ行ってみることにしました。

自転車コーナーで修理用品や部品をいろいろ物色していると……

バルブを交換するための部品を発見!

「これを交換してみて、それでもダメだったらプロにお願いしよう。」

そう思い、ダメ元で購入して試してみることにしました。

今回購入した部品がこちら↓

一応、交換方法が書かれた説明書も付属しています。

ただ……

かなり簡易的な説明書です(笑)。

「これだけでちゃんと交換できるのかな?」

と少し不安になりましたが、図を見ながら、とりあえずやってみることにしました。

説明書を見ながら、とりあえず作業を進めていきます。

まずは、付属している虫ゴムをバルブにセットしてみます。

説明書の図を参考にしながら、バルブの先端部分に虫ゴムを取り付けていきます。

こうして見ると、思っていたよりも簡単そうです。

「これなら自分でもできそう!」

ということで、そのまま取り付け作業を進めていきます。

ところが……

この虫ゴム、バルブに全然入っていきません。

「えっ、こんなに入らないものなの?」

思った以上に苦戦したので、どうしたものかといろいろ調べてみることに。

すると、虫ゴムを取り付けるときは、バルブを水で濡らすと入りやすくなるという情報を発見しました。

「なるほど!」

ということで、さっそくバルブを水で濡らして、もう一度チャレンジしてみます。

バルブを水で濡らしてみると、何とか虫ゴムを根元まで押し込むことができました。

とはいえ、これがなかなか大変でした。

かなり力を入れて押し込む必要があるので、指の力が弱い方だと結構苦労するかもしれません。

「自転車屋さんは、これをどうやって取り付けているんだろう?」

なんて、ちょっと疑問に思いながら、悪戦苦闘すること数分……

どうにか虫ゴムのセットが完了しました!

こちらが取り付け後の状態です↓

古いバルブを外してみる

それでは、いよいよ問題の空気が漏れてしまう古いバルブを外してみます。

果たして、古いバルブはどんな状態になっているのでしょうか?

新しいバルブと見比べてみるためにも、まずは取り外して確認してみます。

まずはナットを外して、古いバルブを取り出してみます。

クルクルとナットを回して外し、バルブを引き抜いてみると……

思ったよりも簡単に取り外すことができました。

取り外した古いバルブを見てみると……

かなり劣化しているようです。

ゴムの部分もだいぶ傷んでいるように見えます。

6年ほど一度も交換していなかったので、これだけ劣化していても不思議ではないのかもしれません。

もしかすると、今回の空気漏れの原因はこのバルブだったのかもしれません。

古いバルブをもう少しよく見てみると……

どうも、ゴムの部分に穴が開いているように見えます。

「本当に穴が開いているのかな?」

そう思い、明るい場所に持っていって、もう一度じっくり確認してみると……

あっ、やっぱり穴が開いてる!

どうやら、ここから空気が漏れていたようです。

さらによく見ると、上部のゴム部分もかなり劣化しています。

ゴムが硬くなっているうえに、細かいひび割れも見られます。

6年間使い続けたバルブなので、さすがにゴムもかなり傷んでいたようです。

今回の空気漏れの原因は、どうやらこの劣化したバルブだったようですね。

ということで、新しいバルブと古いバルブを並べて比較してみます。

下が今回購入した新しいバルブで、上が今まで使っていた古いバルブです。

こうして並べてみると、ゴムの状態の違いがよく分かります。

新品のほうはゴムもしっかりしていますが、古いほうは硬くなっていて、ひび割れや穴も確認できます。

6年間使い続けると、こんなにも劣化するものなんですね。

新しいバルブを取り付ける

それでは、さっそく新しいバルブを取り付けてみます。

……といっても、取り付け作業はいたって簡単。

タイヤの空いている穴にバルブを差し込むだけです。

先ほど虫ゴムをセットするのにあれだけ苦労したので、取り付けも大変なのかな?と思っていましたが、こちらはあっという間に完了しました。

拡大するとこんな感じ↓

あとはナットをしっかり締めて、バルブを固定すれば取り付け完了です。

あとは、タイヤに空気を入れるだけです。

自転車を購入したときに、自転車屋さんから指定された空気圧を思い出し、その数値を守りながら規定値まで空気を入れていきます。

空気を入れ終わったら、いよいよ空気漏れが直っているか確認してみます。

果たして、これで無事に直ったのでしょうか……?

空気を入れ終わり、耳を澄まして確認してみると……

今回は「シューーー」という音がしません!

どうやら、空気漏れは無事に止まったようです。

「やった、成功です!」

タイヤもちゃんと空気が入った状態をキープしています。

原因が分からず、最初はパンクしてしまったのかと思いましたが、今回はバルブを交換するだけで無事に直すことができました。

これなら、もっと早く交換しておけばよかったですね。

3年ほど前からバルブキャップを紛失したまま使用していましたが、今回購入した交換部品には新しいキャップも付属していました。

せっかくなので、最後にキャップもしっかりと取り付けておきます。

これで準備は万端です。

しばらく様子を見てみましたが、空気が抜ける「シューーー」という音もありません。

タイヤが徐々に萎んでいく様子もなく、どうやら無事に修理できたようです。

パンクしたのかと思って少し焦りましたが、今回はバルブを交換するだけで直すことができました。

これにて、自転車のタイヤの空気漏れ修理、無事に完成です!

まとめ

今回は「自転車のタイヤがパンクしたのかな?」と思い、一時は高額な修理費がかかるのではないか、さらに修理にも2週間以上かかるかもしれないと分かり、ちょっとガッカリしていました。

ところが、実際に調べてみると、原因はタイヤそのものではなく劣化したバルブでした。

500円程度で購入したバルブセットを交換するだけで、無事に自分で修理することができました。

思っていたよりも簡単に直すことができたので、「自分でやってみて良かった!」とホッとしました。

我が家には自転車が2台あるので、今回の後輪だけでなく、もう1台の自転車も含めて、残り3本のタイヤのバルブもすべて交換しておきました。

自転車を購入してから約6年。

まさかバルブのゴムがここまで劣化しているとは知らなかったので、今回の一件はとても良い勉強になりました。

自転車のタイヤやバルブも、車のタイヤと同じように時間の経過とともに劣化していくんですね。

今回はバルブの交換だけで済みましたが、タイヤそのものも長年使用しているので、今後はタイヤの状態もしっかり確認しながら、必要であれば交換するなど、定期的なメンテナンスを心がけたいと思います。

今回のように、空気を入れてもすぐに抜けてしまう場合は、パンクだけでなくバルブや虫ゴムの劣化も疑ってみるといいかもしれません。

今回私が購入したものと同じような自転車用のバルブセットは、ネットショップでも販売されています。

500円前後で購入できるバルブセットも販売されていますので、興味のある方は下記の商品などをチェックしてみてください。

今回の修理は、思っていたよりも簡単でした。

「パンクかな?」と思ったら、まずはバルブ周辺を確認してみる。

これだけでも、もしかすると自分で簡単に直せるかもしれません。

私も今回の経験を活かして、これからはもう少しこまめに自転車のメンテナンスをしていこうと思います。


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