今回は、我が家の庭に生えていたシラビソの高木をプロの職人さんに伐採していただいたので、残された丸太を薪として活用するために玉切り作業へ挑戦することにしました。
これまではちゃんとしたチェーンソーを所有していなかったため、この機会に新しく購入。伐採後に残った丸太を細かく切り分ける作業を行いましたので、チェーンソーの使用感も含めて、その時の様子をご紹介したいと思います。
職人さんの作業風景
まずは、玉切り作業をする前のシラビソの様子をご紹介します。
我が家の庭で長年育っていたシラビソですが、気が付けばかなりの高さまで成長しており、庭木としては少々大きくなり過ぎてしまいました。
実際の伐採前の様子がこちらです。↓

高さはおよそ20mほどあり、家の南東側に位置していたため、時間帯によっては家の周辺が日陰になることもありました。
また、シラビソをはじめとする亜高山帯の針葉樹は「浅根性」と呼ばれ、根を地中深くまで張らない性質があります。そのため、強風や大雪の影響を受けると「根返り」と呼ばれる、根ごと倒れてしまう現象が起こりやすいとされています。
近年は台風や豪雨などの自然災害も増えていることから、万が一倒木して建物や人に被害が及んでは大変です。そこで思い切って伐採することを決断しました。
伐採作業は専門の職人さんにお願いし、高所作業用のリフトを使いながら、上部から少しずつ丁寧に切り進めていただきました。
職人さんがリフトを使って作業している様子はこちらです。↓

そして、無事に伐採作業が完了した結果がこちらです。↓
長年庭に立っていたシラビソがなくなると少し寂しい気持ちもありますが、その代わりに大量の丸太が残されました。
こうして並べてみると、改めて木の大きさに驚かされます。これだけの量があれば、薪ストーブ用の薪としてもしばらく活躍してくれそうです。↓


この大量の丸太を、これから自分で玉切りしていきます。
薪ストーブで使いやすい長さに切り揃える必要があるため、なかなかの重労働になりそうです。
まずは新しく購入したチェーンソーの実力を試してみたいと思います。
購入したチェーンソーと道具類
これまでは、こちらのハンドチェーンソーを使って枝をチマチマと切っていました。
コンパクトで手軽に使えるので庭木の手入れには重宝していたのですが、今回のような太い丸太を前にすると完全にお手上げ状態です。
「これを全部手作業で切るのは無理だな……」と早々に諦め、思い切ってちゃんとしたチェーンソーを購入することにしました。

今回の玉切り作業の相棒として購入したのが、**「京セラ チェンソー 300mm CS-3002」**です。↓
これまで本格的なチェーンソーを使った経験はほとんどありませんでしたが、家庭での薪作りや庭木の処理には十分な性能がありそうだったため、このモデルを選びました。
価格も比較的手頃で、初めてチェーンソーを購入する方にも選びやすい機種ではないかと思います。
私は楽天市場で購入しましたので、参考までにリンクを掲載しておきます。↓

チェーンソー本体だけでは作業できないので、安全対策としてチェーンソー用の手袋と保護メガネ、さらに電源用の延長コードも用意しました。↓
チェーンソーは初めて使うので少し緊張しますが、安全第一で作業していきたいと思います。
特に切断中は木くずが勢いよく飛んでくるため、保護メガネは必須アイテムですね。

最初は普通の保護メガネを使っていたのですが、この日は湿度と気温が高く、ものの数分でレンズが真っ白に……。
これでは危なくて作業にならないので、急遽こちらのゴーグルに交代です。↓
実はサバゲー用に持っていた装備なのですが、メッシュになっているため通気性が良く曇りません。
まさかサバゲー装備が薪作りで活躍するとは思いませんでした(笑)。

ゴーグルを装着すると、見た目は完全にジェイソンスタイルです(笑)。
チェーンソーを持っていることもあり、近所の人に見られたら少し警戒されそうな怪しさ満点の格好になっていました。↓
ちなみに、木を切っていると細かい木くずや粉じんが想像以上に飛んでくるため、仮面の下には不織布マスクも着用しています。
暑さとの戦いにはなりますが、安全には代えられませんからね。

チェンソーオイルについて
それでは早速チェーンソーで丸太を切っていきたいところですが、その前にやることがあります。
それがチェーンソーオイルの補充です。↓
私はチェーンソーを使うのがほぼ初めてだったのですが、説明書を読んでみると、チェーンとガイドバーを潤滑するための専用オイルが必要とのこと。
オイルなしで使うとチェーンやガイドバーの摩耗が進みやすくなるそうなので、まずはしっかり準備を整えてから作業を開始します。

チェーンソーオイルは、本体上部にあるオイルタンクのキャップを取り外して補充します。↓
タンクの口も大きめなので、オイルの注入は比較的簡単に行えました。
ただし、チェーンソーオイルは粘度が高く、こぼれると周囲がベタつきやすいため、注入の際はキッチンペーパーなどの拭き取れる物を用意しておくと安心です。
オイルを規定量まで補充したら、キャップをしっかり締めて準備完了です。

オイルの残量は、本体に付いている確認窓から見ることができます。↓
タンクを開けなくても一目で残量が分かるので、とても便利な機能です。
玉切り作業をしていると想像以上にオイルを消費するため、時々この窓をのぞいて残量をチェックしながら作業を進めました。

連続して丸太を切っていると、付属で付いてきたチェーンソーオイルはあっという間になくなってしまいました。
「意外とオイルを使うんだな……」と少し驚きましたが、幸い昔購入したチェーンソーオイルが残っていたので、途中からはこちらを使って作業を続行しました。↓
今回の玉切り作業は、お昼休憩を挟みながら累計で約6時間ほど。正確には計っていませんが、オイルは全部で400~500mlくらい消費したと思います。
チェーンソー本体を購入する際はオイルも一緒に買っておいた方が安心ですね。作業を始めてから慌てて買いに行くことにならずに済みますし、予想以上に消費するので予備があると心強いです。

玉切りしていきます。
それでは早速、丸太を切断していきます。
京セラ CS-3002のブレード(ガイドバー)の長さは300mmなので、まずは直径300mm以下の丸太から挑戦してみることにしました。↓
チェーンソーを使うのはほぼ初めてなので少し緊張しますが、これだけの量の丸太を前にしていると、もうやるしかありません。
安全に注意しながら、まずは1本目を切ってみます。

切断面はとてもきれいで、しっかりと切ることができました。↓
ただ、使う前は「チェーンソーを当てるだけでスパスパ切れるのでは?」と想像していたのですが、実際にはある程度力をかけながら切り進める必要がありました。
作業していて感じたのは、チェーンソーの根元付近を丸太に当て、支点を作るようにしてテコの原理を利用しながら切ると安定して作業しやすいということです。
最初はなかなか思うように切れず苦戦しましたが、何本か切っているうちに徐々にコツが分かってきました。
とはいえ、慣れるまでにはかなり時間がかかり、スムーズに扱えるようになる頃には腕もなかなか疲れていました(笑)。

木の節がある部分は非常に硬く、チェーンソーを当ててもなかなか切り進めることができませんでした。
そのため、玉切りする際はできるだけ節の少ない部分を選んで切断した方が、作業がスムーズに進むように感じました。
また、チェーンソーのブレード長(300mm)を超える太さの幹になると、一気に難易度が上がります。
このような丸太は一度で切り落とすことができないため、チェーンソーを少しずつ移動させながら周囲を切り進めていきました。↓
その結果、上の写真の丸太と比べると、切断にかかる時間はおよそ3倍ほど。太い丸太になるほど、チェーンソーのパワーだけでなく根気も必要になることを実感しました。
太い丸太との格闘の様子がこちらです。↓

太い丸太は一気に切ることができないため、奥の方から少しずつ切り進めていきます。
チェーンソーの根元を丸太に押し当ててテコの原理を使いながら、少しずつ位置をずらしてカットしていく作戦です。↓
最初は要領が分からず苦戦しましたが、何本か切っているうちにコツが分かってきました。
それでも太い丸太はなかなか手強く、切り終わる頃には腕がパンパンになっていました(笑)。

何とか切断することはできましたが、想像していた以上に大変な作業でした。↓
購入前は「300mmもあれば十分だろう」と思っていたのですが、実際に太い丸太を相手にしてみると、もう少し長いブレードのモデルを選んでも良かったかもしれません。
もちろん、庭木の剪定や一般的な薪作りであれば300mmでも十分活躍してくれます。しかし、今回のような太い幹を玉切りする場面では、一度で切り抜けられないため、どうしても手間と時間がかかってしまいます。
とはいえ、その分チェーンソー本体は比較的コンパクトで扱いやすく、初心者の私でも安心して作業できました。
用途によっては、もうワンサイズ上のブレード長を選ぶ価値もありそうです。
今回のシラビソのような大径木を頻繁に切るのであれば、350~400mmクラスのモデルの方が作業効率は良さそうだと感じました。

ということで、お昼ご飯を挟みながら作業を続け、合計約6時間。
ついに大量の玉切りが完成しました。↓
作業前は途方もない量に見えた丸太ですが、終わってみると何とかなるものですね。
正直かなり疲れましたが、それ以上に達成感が半端ありません。
山積みになった玉切りを見るたびに、「全部自分で切ったんだな」と満足感に浸っています(笑)。
筋肉痛は確実ですが、それも含めて良い休日になりました。

いやー、きつかった~。
さすがに6時間近くチェーンソーを振り回していたので、作業が終わる頃にはヘトヘトです。
特に腕への負担が大きく、疲労で手がプルプルと震えていました(笑)。

最後に、直径の大きな丸太がいくつか残ってしまいました。
今回購入した京セラ CS-3002でも多くの丸太を玉切りすることはできましたが、さすがに直径が大きすぎるものについては、このチェーンソーで切断するのはなかなか厳しそうです。↓
無理に作業を続けると危険ですし、チェーンソーにも負担がかかってしまうため、このあたりは無理をせず、別の方法を検討しようと思います。
より大型のチェーンソーを借りるのか、それとも業者さんにお願いするのか……。
ひとまず今回の玉切り作業はここで一区切りとして、残った大物については今後の課題としたいと思います。

チェンソーの掃除
では、最後にチェーンソーのお掃除をしていきます。
長時間の作業を終えたので、そのまま片付けるのではなく、しっかりメンテナンスもしておきます。
ブレードを固定しているカバーを取り外してみると、中には細かな木くずがぎっしりと詰まっていました。↓
6時間近く玉切り作業を続けていたこともあり、想像以上の量に驚きました。
木くずをそのままにしておくと、チェーンの動きが悪くなったり、故障の原因になることもあるようなので、歯ブラシなどを使って丁寧に取り除いていきます。
作業後の清掃は少し面倒ですが、チェーンソーを長く使うためには大切な作業ですね。

チェーン刃を確認してみると、ところどころに木のヤニが付着していました。↓
切っている最中は気付きませんでしたが、こうして見ると結構ベタベタです。
特にシラビソのような針葉樹はヤニが多いので、その影響もあるのかもしれません。
せっかく購入したチェーンソーなので長く使えるように、木くずとあわせてヤニ汚れもできるだけ掃除しておきました。
作業が終わった後のメンテナンスは少し面倒ですが、次回も気持ちよく使うためには大切な作業ですね。

ヤニや細かな木くずを落とすために、いらなくなった歯ブラシを使ってシャカシャカと磨いていきます。↓
歯ブラシは細かい隙間にも毛先が入りやすいため、チェーンやガイドバー周辺の掃除に意外と便利です。
こびり付いたヤニ汚れは簡単には落ちませんでしたが、根気よく磨いていくと少しずつきれいになっていきました。
高価な専用工具がなくても、使い古した歯ブラシが一本あるだけでかなり役立ちます。
玉切り作業は体力勝負でしたが、最後の掃除は地味に根気勝負ですね(笑)。

一通り掃除をしてみましたが、さすがにこびり付いたヤニ汚れまでは完全に落とし切ることができませんでした。↓
とはいえ、作業前と比べればかなりきれいになったので、今回はこのあたりで勘弁してあげることにします(笑)。
新品同様とはいきませんが、木くずもしっかり取り除けましたし、次回使う分には問題なさそうです。
6時間もの間、ひたすら丸太と格闘してくれた相棒ですから、多少の使用感は頑張った証ということにしておきましょう。

吸気口の部分を見てみると、ここにも木くずがびっしりと詰まっていました。↓

ということで、ここでも歯ブラシの出番です。
シャカシャカと磨いていくと、細かな木くずがどんどん取れてスッキリ!
今回のメンテナンスを通して感じたのですが、歯ブラシは本当に優秀な掃除アイテムですね。
チェーン周りはもちろん、吸気口のような細かな部分にも毛先が届くので、チェーンソーの掃除にはかなり役立ちました。
今後は古くなった歯ブラシを捨てずに、メンテナンス用として保管しておこうと思います(笑)。

まとめ
今回は、京セラのチェーンソー CS-3002(ブレード長300mm) を購入し、実際に大量のシラビソの丸太を玉切りしてみました。
実際に使ってみると、これまで使用していたハンドチェーンソーとは比べものにならないほどのパワーがあり、作業効率は大幅に向上しました。
その一方で、チェーンソーの力強さには少々圧倒される場面もあり、最初のうちはおっかなびっくりの作業でした。
また、直径300mm近い丸太になると、さすがに簡単には切れません。工夫しながら何とか切断できたものの、想像以上に時間と体力を消耗しました。
その結果、翌日は見事に全身筋肉痛です(笑)。
今回の作業を通して感じたのは、大径木を切る場合はチェーンソーのパワーだけでなく、ブレードの長さも非常に重要だということです。
CS-3002でも十分に作業はできますが、太い丸太を頻繁に切るのであれば、もう少し長いブレードのモデルの方が効率よく作業できると感じました。
実は京セラには、同シリーズでブレード長が360mmのモデルも販売されています。
さらに、右手側のハンドルが後方へ長く伸びた形状になっているため、テコの原理を利用しやすく、太い丸太を切る際の作業性も良さそうです。
今振り返ると、今回の用途であればこちらのモデルを選んでも良かったかもしれません。↓
とはいえ、CS-3002も家庭用チェーンソーとしては十分な性能を持っており、庭木の処理や薪作りには大いに活躍してくれました。
これからチェーンソーの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ちなみに、大木の伐採をお願いしたプロの職人さんたちは、今回使用したようなコード式チェーンソーではなく、エンジン式でブレード長も500mm前後ある大型のチェーンソーを使用していました。
実際の作業を見ていると、太い幹でも驚くほどスムーズに切断しており、「やはりプロの道具は違うな」と感心したものです。
本格的に大径木を扱うのであれば、そのような大型チェーンソーの方が作業効率は良いのでしょう。
とはいえ、私たちはあくまでも一般の素人です。安全性や取り回しのしやすさ、保管場所などを考えると、今回購入した京セラ CS-3002は十分満足できる性能でした。
実際に大量の丸太を玉切りすることができましたし、家庭での薪作りや庭木の処理であれば十分活躍してくれる一台だと思います。
これからチェーンソーの購入を検討されている方や、薪作りを始めてみようと考えている方の参考になれば幸いです。
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。] [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/54742220.cd57aa4f.54742221.7ab8fcc6/?me_id=1240431&item_id=10785429&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fmutsuura%2Fcabinet%2Fitem%2F142%2F10785429_9.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext)

コメント